スクラムのアスペクト – 組織

スクラムのアスペクト – 組織

スクラムプロジェクトで定義された役割と責任を理解することは、スクラムの実装を成功させるために非常に重要です。

スクラムロールは、大きく分けて次の 2つのカテゴリーに分類されます。

1. コアロール:コアロールは、プロダクトまたはサービスの作成に必須のロールです。コアロールを割り当てられた人は、プロジェクトに完全に属し、最終的にはプロジェクトの各イテレーションおよびプロジェクト全体を成功に導く責任を負います。

これらのロールには、次のものがあります。

プロダクトオーナーは、プロジェクトのビジネスバリューを最大限に引き出す責任者です。また、顧客の要求を明確にし、プロジェクトのビジネスの正当性を維持する責任もあります。プロダクトオーナーは、お客様の声を代表します。

スクラムマスターは、プロジェクトを正常に完了するための環境をスクラムチームに提供するファシリテーターです。スクラムマスターは、プロジェクトに関わるすべてのユーザーにスクラムの実践をガイドし、それを容易にし、指導します。チームのインペディメント(障害)を取り除きます。そして、スクラムプロセスが確実に実行されるようにします。

スクラムチームは、プロダクトオーナーが指定した要件を理解し、プロジェクトの成果物を作成する責任を持ったグループまたはチームです。

2. 非コアロール:非コアロールは、スクラムプロジェクトおいて必須ではないロールですが、プロジェクトに関心を持っているチームメンバーをこれに含めることができます。プロジェクトチームでの正式な役割は割り当てられません。チームとの連携も可能ですが、プロジェクトの成功に対して責任を負わない場合もあります。非コアロールは、あらゆるスクラムプロジェクトで考慮する必要があります。

非コアロールには、次のものが含まれます。

ステークホルダーは、顧客、ユーザー、スポンサーを含む総称で、スクラムコアチームと頻繁に連絡を取り合い、プロジェクトの開発全体を通じてプロジェクトに影響を与えます。プロジェクトでコラボレーションして、メリットを生み出していくのですが、それは、ステークホルダーのためなのです。これが、最も重要なことなのです。

スクラムガイダンスボディー(SGB) は、オプションとなる役割です。一般的に、品質、政府規制、セキュリティ、およびその他の主要な組織パラメータに関連する目標の定義に関与する一連のドキュメントや専門家グループで構成されます。そして、SGB は、プロダクトオーナー、スクラムマスター、およびスクラムチームが実行する作業をガイドします。

• 外部の個人や組織を含むベンダーは、プロジェクト組織のコアコンピテンシーに含まれていないプロダクトやサービスを提供します。

図 1-4 は、スクラムの組織構造を示しています。

図 1‑4: スクラムの組織

また、スクラムの組織に関するアスペクトは、大規模なプロジェクト、プログラム、およびポートフォリオにスクラムを実装するためのチーム構造の要件にも対応します。

© 2020 VMEdu.com. All rights reserved

© 2020 PDEAC Co., Ltd


コメントを残す