【Live配信(リアルタイム配信)】
Microsoft Azureで「バーチャルワークフロー管理」
~リーン製品開発の「可視化ワークフロー管理」をMicrosoft Azureで実現、
「誰が何をしているのか分からない」恐怖に打ち勝つ~
開発のワークフローの見える化し、ボトルネックをあぶり出して
スタンドアップミーティングとビジュアルプロジェクトボードを組み合わせて仮想空間で実現する
「バーチャルワークフロー管理」を今こそ導入し成果を生み出そう
感染症防止対策のため在宅勤務を余儀なくされている方、「誰が何をしているのか分からない」と不安な方、
また、リモートサイトと頻繁にミーティングが必要な方のために、プロジェクト運営を円滑に進めるツールとして
リーン製品開発の手法を、演習を交えてご紹介し、効果を体験していただきます
主催:サイエンス&テクノロジー
セミナー番号:B210224(バーチャルワークフロー管理)
申し込み:https://www.science-t.com/seminar/B210224.html
日時
2021年2月24日(水) 13:00~16:30
会場
Live配信セミナー(リアルタイム配信) ※会社・自宅にいながら学習可能です※
受講料(税込)
44,000円 ( E-Mail案内登録価格 41,800円 ) S&T会員登録について
定価:本体40,000円+税4,000円
各種割引あります。弊社まで、お問い合わせください。
得られる知識
・リーン製品開発の手法
・「可視化ワークフロー管理」の理解とその効果の体験
・「バーチャルワークフロー管理」の理解とその効果の体験
対象
・プロダクトマネージャーや、プログラムマネージャー、プロジェクトマネージャー
・製品開発はじめ製造プロセス開発、技術開発、商品開発に携わる方
・人材開発に携わる方
セミナー講師
ピディアック(株) 代表取締役 技術士(応用理学部門) 西村 裕司
セミナー趣旨
リーンとは、英語のleanのことで、「やせた」、「細い」、「筋肉質の」、「脂肪のない」という意味です。リーン生産方式 (lean manufacturing / lean product system)は、1980年代に、アメリカのマサチューセッツ工科大学で、ジャストインタイムなどのトヨタ生産方式の研究が始まりました。見える化の手法を基に、製造の現場におけるムダを徹底的に排除し、継続的に改善していくというものです。欧米の製造業中心に、リーン生産方式は広がり、大きな成功を収めました。
製品開発は、生産現場とは大きく異なる点があります。生産現場では、仕事が繰り返しされます。不良品や仕掛品のムダが比較的わかりやすくなっています。しかし、製品開発では、ほとんど繰り返しがありませんので、ムダが分かりにくいのです。リーン製品開発では、製品開発でのムダを見える化し、それを削減します。そして開発のスピードや生産性を劇的に改善します。開発スケジュールの見通しが良くなり、開発期間が短縮され、マーケットニーズの変化に対して迅速に対応することができるようになります。その結果、会社のバランスシートが改善されるのです。リーン製品開発では、開発のワークフローを見える化し、ボトルネックを見つけ出します。これを、スタンドアップミーティングとビジュアルプロジェクトボードを組み合わせた「可視化ワークフロー管理」で実現します。また、Microsoft Azure DevOpsを用いて、仮想空間で上記を実現します。これを、「バーチャルワークフロー管理」と呼びます。
感染症防止対策のため在宅勤務を余儀なくされている方、「誰が何をしているのか分からない」と不安な方、また、リモートサイトと頻繁にミーティングが必要な方のために、プロジェクト運営を円滑に進めるツールとして、「バーチャルボード」をご紹介いたします。上記のようなリーン製品開発の手法を、演習を交えてご紹介し、効果を体験していただきます。
セミナー講演内容
1.イントロダクション
1.1 コンサルタント 西村裕司 経歴
1.2 Biography of Ron Mascitelli, PMP
2.リーン製品開発の概略
2.1 リーン (lean) とは何か?
2,2 リーン製品開発とは何か?
2.3 製品開発のムダ、トップテン
2.4 無駄を認めないこと
2.5 基本原則:早いことはいいことだ!
2.6 基本原則:コミュニケーションの見える化
2.7 基本原則:ファンクション間の協力と、個々の責任
2.8 基本原則:ナレッジベースの開発
2.9 リーン製品開発手法 vs. 典型的な製品開発手法
2.10 開発組織とリーン製品開発
3.可視化ワークフロー管理
3.1 イベント駆動LPDプロセスの全体像
(ア) 統合プロダクトチーム - クロスファンクション
(イ) 実例 - 開発期間を半年短縮!
3.2 ワークフロー管理の統合システム
3.3 チームのスタンドアップ ミーティングを計画する
3.4 ビジュアルプロジェクトボード
3.5 短期タスクの完了やその受渡を付箋で把握
3.6 2週間アクションプランに展開
3.7 2週間アクションプラン(プロジェクトがひとつの場合)
3.8 パーキングロット
3.9 演習
3.10 構成要素 #1 – 計画済の作業
3.11 構成要素 #2 – 計画外の作業
3.12 2週間アクションプラン、小日程に展開
3.13 構成要素 オプション - プロジェクトタイムライン
3.14 構成要素 オプション - リスク・バーンダウン・チャート
3.15 複数のプロジェクト対応ボード
3.16 3つの受け答えを1分間で
3.17 効果的な質問の仕方 - 未来に向かって
3.18 スタンドアップミーティングにおける障害を乗り越える
3.19 スタンドアップミーティングの間と、その後で
3.20 スタンドアップミーティングの頻度
3.21 スタンドアップミーティングとプロジェクトルーム
4.バーチャルワークフロー管理
4.1 バーチャルボードがどうして必要なのか?
4,2 Microsoft Azure DevOpsでバーチャルボード
(ア) Azure DevOpsの組織ページにログインする
4.3 Azureのバーチャルボードの例 - 小規模チーム
(ア) Azureで「要求仕様書・納入仕様書」ワークフロー管理
(イ) Work itemの例 (Issue)
(ウ) ミーティングの時には、拡大して説明
(エ) ワークアイテムの完了時 - Stateで「Done」を選択する
(オ) Doneの列に、自動で移動する
(カ) 期限など変更時:Discussion欄に記入、変更
(キ) パーキングロットの例:「計画外の作業」がブルーの付箋で
(ク) 中日程 (Planned Work) と計画外の作業 (Unplanned Work)
(ケ) デモ
4.4 Azureのバーチャルボードの例 - 大規模チーム
(ア) シナリオ
(イ) ポートフォリオマネージメント
(ウ) Azureで開発プロセスが異なるチームのワークフロー管理
(エ) 製品開発のボード
(オ) ハード開発チームのボード
(カ) デモ
5.ご提案と質疑応答
5.1 リーン製品開発改善イニシアティブの進め方
(ア) ステップ1のご支援例:リーン製品開発のご紹介
(イ) ステップ3のご支援例:選択したリーン製品開発の手法に関するコンサルティング
(ウ) 長期的なLPDの適用ロードマップ
5.2 質疑応答
6.参考文献