「早い」ことはいいことだ
リーン製品開発の原則1
新製品開発プロジェクトの初期にすべきことは、何でしょうか?
- お客様の要求を定義しておくこと
- 要件を定義し、差別化要因を見定めて、それらに優先順位をつけます。
- プロジェクトの計画を協力して策定すること
- プロジェクトの計画を「チーム」で策定します。成果物と、各々の依存性を確認するのです。これは、プロジェクトマネージャひとりの作業ではありません。
- リスクを特定し、それを軽減する戦略を策定すること
- 問題となってから「火消し」をするのでなく、事前にリスクに対処します。
- 複数の設計案を練っておくこと
- 複数の設計案をぶつけ合って、さらに効果的な案とします。
- 学習を通して、ナレッジギャップを埋めること
- 現在の状態と将来の望ましい状態の間には、ギャップがあります。そのギャップを埋めるための知識が現在ありません。これをナレッジギャップと言います。それらに対処し、実現性の高い設計案とします。
- 生産性、コスト・品質を検討しておくこと
- 開発者は、技術の成熟度に焦点を当てがちです。生産性、コスト・品質に関して開発部門以外の部署と検討しておくことが必要です。
プロジェクトの初期にこうした項目に焦点を当てると、新製品の設計を最適化することができます。このブログやセミナーで、その一部をご紹介いたします。