コミュニケーションの見える化
基本原則その3
リーン製品開発では、「見える化」の手法としてビジュアルボードを用います。
ビジュアルボードには、次のようなメリットがあります。
- パッと見て分かること
- あいまいさを取り除くこと
- 例外にフォーカスできること
- 責任感が出てくること
- 共通の言葉を使えるようになること
口頭でのコミュニケーションは、感情を伝える上では有効なのですが、あいまいさが残ります。
マネージャのあなたは、「この仕事、君に任せた」と、指示していませんか?
翌日になると、「できた?」とフォローしていませんか?
担当者は、「今日まででしたっけ?」という言葉を飲み込んで、「がんばっています。」と答えることでしょう。
付箋に「誰が、いつまでに、何をするのか」ということを「書く」ことで、あいまいさを取り除くことができるのです。
ところで、どうして、コミュニケーションが必要なのでしょうか?
それは、理解するためでなく、「誤解をしない」ようにするためなのです。