Azure DevOpsでバーチャルボード

Azure DevOpsでバーチャルボード

感染症防止対策のため、在宅勤務を余儀なくされている方も多いと思います。

そうした環境でプロジェクトを進めていると、「誰が何をしているのかわからない」という不安がつきまとうこともあるでしょう。

また、海外のリモートサイトと頻繁にミーティングが必要な方も、いらっしゃるでしょう。

こうした環境でも、プロジェクト運営を効率的に進めたい方のために、「バーチャルボード」と「スタンドアップミーティング」を組み合わせた「可視化ワークフロー管理」をご紹介いたします。

まず、ビジュアルボードを準備しましょう。

MicrosoftのAzure DevOpsを使って、2週間の小日程を作成します。

横軸は、スタンドアップミーティングがある日を並べます。ここでは、9月21日月曜日から始まって、23日水曜日、25日金曜日、翌週の月曜日、水曜日、金曜日、3週~と列を定義します。

一番左の列には、パーキングロットを設置して、計画外の作業など忘備録とします。

一番右の列は、「Done」として、完了したワークアイテムを移動するスペースとします。

担当者を、行に割り当てます。上から、リーダーの西村さん、そして、メンバーを順番に、岡本さん、上野さん、池袋さん、鎌田さんの4名を行に割り当てます。

バーチャルボードを使ったスタンドアップミーティングをご紹介いたします。

最初に、リーダーの西村さんから、プロジェクト全体の流れを説明します。

「西村です。13時になりましたので、スタンドアップミーティングを始めましょう。」「お客様から要求仕様書を本日受理いたしました。来週月曜日、28日に、納入仕様案を決定いたします。 そのために、岡本さんと上野さんに、納入仕様案を25日、金曜日までに作成していただく予定です。 来週水曜日、9月30日までに、岡本さんに納入仕様書を、池袋さんに見積書を完成していただれば、10月の2日、金曜日までに、お客様に提出する予定です。お客様が承認していただければ、10月9日に、この開発プロジェクトをキックオフします。」

「本日のワークアイテムを完了、Doneとします。」

「それでは、皆さんの状況を、順次ご説明ください。最初に岡本さん、お願いいたします。」

「岡本です。今週の金曜日、25日までに、納入仕様案を作成しようとしています。そのために、池袋さんの社内類似品の調査と、鎌田さんの競合類似品の調査を、参考にさせていただく予定です。池袋さん、鎌田さん、よろしくお願いいたします。」

「上野です。岡本さんと同様に、今週の金曜日、25日までに、納入仕様案を作成する予定です。」

「池袋です。社内の類似品については、過去トラを含めて調査報告いたします。次回、水曜日のスタンドアップミーティングまでに、皆さんにメールして、データベースに報告書をアップロードします。」

「鎌田です。競合の類似品については、分解調査報告いたします。次回、水曜日のスタンドアップミーティングまでに、皆さんにメールして、データベースに報告書をアップロードする予定です。」

「西村です。みなさんご報告ありがとうございました。次回のスタンドアップミーティングは、23日水曜日、13時からです。よろしくお願いします。本日のスタンドアップミーティングを終わります。」


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